腹水がたまるとどうなる?

肝臓がんが進むと、肝硬変の症状である腹水もたまってきます。肝機能が低下してくると、血液の流れだけでなくリンパの流れも悪くなるため腹水がたまるようになるのです。  正常な人でも腹水はある程度たまっているのですが、肝臓がんによって腹水がたまりすぎるとどういった症状があらわれるのでしょうか。


腹水がたまるとお腹が張るようになって苦しくなります。妊婦のようにお腹が膨らみ、尿の量も減ります。指で押さえると戻らないほど足もむくみます。

腹水がたまると横隔膜を圧迫しますので、呼吸が苦しくなることもあります。食欲不振や消化不良といった症状があらわれることもあります。


腹水の治療としましては、むくみを改善することと同じですのでまず摂取する塩分量を抑える努力が必要です。カリウムを含んだ利尿剤を投与することで体の中の余分な水分を外へ出すようにします。

注射で腹水を抜き取る治療法もあるのですが、肝機能が低下する恐れがありますので避けたほうがよいでしょう。手っ取り早く腹水を取り除くことができるのですが、抜いてもまたすぐに腹水がたまってしまいます。

まずは塩分を減らす食事療法と利尿剤で様子をみます。食べすぎも肝臓に負担をかけてしまいますので食べる量を減らしましょう。

それでも改善されないようでしたら体内にチューブを埋め込む手術を行ないます。手術を行なうには入院する必要があります。


肝臓がんでは腹水以外も様々な症状があらわれますので、自分に合った治療法を見つけ少しでも不快症状が改善できるといいですね。

スポンサードリンク